ボローニャ国際絵本原画展

板橋区立美術館で開催されている『2008イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』を観にいった。

この展覧会は、ボローニャで毎年開催される絵本原画コンクールの入選作品を展示するもの。キュートなのものからシュールなもの、ちょっとグロテスクなものまで、バラエティに富んだ原画がずらりと並んでいて、とっても楽しい。

原画は5枚1組で展示されていて、簡単な説明が添えられているだけだから、実際の絵本がどんなものなのかは勝手に想像するしかないが、それもまた楽しい。お昼すぎに入館して、気づいたらもう夕方。数時間があっというまにすぎていた。

ミュージアムショップで受賞作家の絵本や各国の絵本が売っていたので、選びに選んで気に入った2冊を購入した。

1冊目は、カラフルな版画がキュートなFranziska Neubert画の『Si polis et tout et tout』。イラストレーターはドイツ人だけど、絵本自体はたぶんフランス語。なのでまったく読めないが、おそらくおてんば娘がやんちゃをする話だろうと推察される。

もう1冊は、イランの絵本。こちらは読めないどころか、アラビア文字だからタイトルも書けない。そのうえ絵も抽象的なので、上の本よりもさらにわからない。キツネ(たぶん。定かではない)が自転車に乗って冒険する話……のような気がする。森とか草原とか街の風景が装飾的で、とても美しい。意識していなかったが、これも版画だった。

もうひとり気になったのが、特別展示で紹介されていたアイナール・トゥルコウスキィという人。おそろしく細密な鉛筆画で、独特のノスタルジックな雰囲気がある。もっとじっくり見たかったが、この人の絵本は日本語訳も出版されているようなので、ここじゃなくても手に入るだろうと思ってひとまず置いてきた。こんど本屋で探してみたい。
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by csiumd | 2008-08-02 14:54 | アート
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