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藪原検校

二度目の『藪原検校』。前回観たものとは演出家もキャストも違う。

演出が変わると同じ芝居がどれほど変わるものなのか、というのが今回の個人的な注目点のひとつだったけど、正直なところ、それほど大きく変わった感じはしなかった。あれだけ台詞が強烈で、作中に組み込まれている仕掛けや工夫がえらく手の込んだ芝居だと、多少の演出の変化では変わりようがないのかもしれない。

ただ今回は、三段斬りがやけにリアルになっていて、恐ろしさのあまり直視できなかった。まあ、斜めに見たところで恐ろしさに変わりはないのだけど。

それから、保己市に対する印象がかなり違った。前回観たときには「この人、とんでもない悪党だな」と思ったけど、今回の舞台を見たら、「あれ? もしかしてそんなに悪党でもない?」という気がしてきた。このへんは、演出の違いというよりは、役者の演じ方の問題なのかもしれない。もしくは、見る側の(つまり私の)意識が変わったか。

ともあれ、やっぱり『藪原検校』は文句なしにおもしろい。芝居のいろんな要素を心ゆくまで堪能して、もうおなかいっぱい、といったところ。杉の市の早物語だけで白飯三杯はいける。
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by csiumd | 2007-05-31 16:20 | 芝居

ピタゴラ装置DVDブック2

CD屋でデモ映像が流れているのを見て、辛抱たまらず買ってしまった『ピタゴラ装置DVDブック2』。教育テレビでやっている『ピタゴラスイッチ』の装置コーナーをまとめたもの。全部で32本分の装置が収録されている。

あの番組のあのコーナーはけっこう好きで、おもしろいな~と思ってときどき見ていたけど、こうやって何本もまとまると、どういうわけか魔術的なおもしろさが生まれるようだ。

だいたい10本目くらいからだんだんおかしくなってきて、半分をすぎたあたりから、なんだかわからないけどとにかく笑いが止まらなくなる。終わるころには完全に壊れていた。ワライダケ並みに危険なDVDである。

それにしても、映像が楽しいのはもちろんのこと、装置の詳しい説明が読めるカラー図版本つきで、そのうえこれほどまでに笑わせてもらって3000円弱とは、ずいぶんとコストパフォーマンスの良いDVDだと思う。1もほしくなってきた。
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by csiumd | 2007-05-08 21:23 |